思春期を生きるというのは、子どもと大人の狭間、変化の只中を身を置くことになります。いつの間にか身体が変化し、こころもより複雑な感情を感じとるようになっていきます。学校など周りの人間関係により過敏になり、将来の進路も現実的に焦ってきます。子どもは自らが抱える不安や焦燥感などを上手く伝えられる程まだ大人ではありません。どうしようもなく頑なになったり、周りを冷や冷やさせるほど大それた行動をしてしまったり、あるいは戸惑い動けず立ち往生してしまうこともあります。また何らかの疾病を抱えることもあります…。このような疾風怒濤の変化の中にある彼らに、親として寄り添うのは簡単な事ではありません。親だって子どもの変化に戸惑い、どのように接したら良いのか迷ったり、ほとんど相談できず孤立してしまうことがあります。
本講座「思春期の心を支える親グループ講座 “ぼちぼち”」は、思春期の子育てに迷いや困難・孤立感を感じている方、親子関係をよりよくするヒントが欲しい方、精神科で診療をうける子どもに寄り添うヒントが欲しい方などにお勧めの講座です。講座の前半は子育て講義、後半はご参加の方々それぞれの体験を共に聴きあうグループワークとなります。
児童精神科医、公認心理師、参加者と共に、体験や苦労を少しでも荷下ろししませんか?親にゆとりや間合いが生じると、子どもの心にも安心感が生じます。焦らずぼちぼちと、少しずつ変化いけるよう共に語らいましょう。
〇思春期の心を支える親グループ講座 ”ぼちぼち” の申し込みフォームはこちらをクリック